2021年10月21日に停電対策協定に基づき、災害による停電が発生した想定のもと、福島県、南相馬市、福島県販売店協会、参加ディーラーの4団体で、運用スキームに沿って訓練を行いました。
午前中の訓練は、台風により復旧に数日を要する停電が発生したと想定し、南相馬市の避難所へ電力の供給できる車両の配車スキームの訓練を行いました。実際に南相馬市や参加ディーラー、福島県に電話やメールを行い、運用スキームに則り、本番を想定したロープレを行いました。
午後の訓練は、鹿島農村環境改善センターを避難所と想定して、午前中に配車訓練を行った電力を供給できる車両を避難所へ配車し、車両から電力を給電する方法や、各自持ち込んだ家電製品に電力を通電し、その電力で使用できる家電製品の種類や、使用できない組合せ等の関係性の確認などの訓練を行いました。
そのほか、参加ディーラー以外にも南相馬市役所の職員の方々にも実際に体験し、給電方法の確認を行いました。
今回は実際に非常災害があった場合を想定した訓練だったため、現状として何が不足し、どのような形でスムーズに復旧できるのかのスキームの確認ができたため、非常に有意義な内容となりました。
避難所と想定した鹿島農村環境改善センター 参加ディーラーから配車された車両3台
南相馬市役所の方々の給電作業の体験の様子 供給した電力で使用できる家電製品の確認